日常生活を送る中で股関節が痛くなると、動きづらさやストレスを感じるものです。股関節の痛みの原因は関節炎です。骨盤側の丸いくぼみに大腿骨側の球体の骨がはまり込むつくりをしていて、骨の間にある軟骨がスムーズに動く手助けをしています。しかし、加齢や肥満、過度な運動などが原因で負担がかかると軟骨はすり減っていきます。股関節の痛みは鼠経部と呼ばれる太ももの付け根の奥の方に感じる事が多く、人によっては太ももの前側に放散するような痛みを感じる事もあります。長時間の立ち仕事や重いものを持つ作業、肥満なども原因です。この痛みどうしたらいい?
股関節が痛むのはなぜ?
股関節の片方だけ痛むのは?
股関節の左だけ、右だけが痛む理由は?股関節の痛みは、鼠経部の左右が同じタイミング(もしくは左右のどちらかだけ)で感じます。また、左右のいずれかだけ痛む場合、骨盤の歪みや先天性な以上である可能性があります。このほかに、過去のケガによる後遺症や体重を支えるバランスが崩れることも股関節の痛みの原因です。骨盤の歪みから腰痛や背中の痛みにも繋がります。普段の立ち方のクセも関係してきます。重心のバランスが右寄り、左寄りになっていませんか?骨盤の歪みを整え、重心を真ん中に持っていくことで改善されていきます。
初期症状~末期症状の痛み
初期症状として足の付け根に痛みが生じます。特に立ち上がりや歩き始めに痛みを感じることが多いようです。ただし、初期段階では歩いていると痛みが無くなるため、症状がでていることに気づかないケースもあります。痛みが強くなると日常生活に困難さや負担を感じるようになります。歩行時や動作時に起こる痛みをはっきりと感じ、日常生活の一部(靴下を履く、足の爪を切る、しゃがみ込むなど)に負担がでるようになります。末期症状となると、足の付け根が伸びなくなります。負担や困難さを感じる日常生活の範囲が広がり、外に出ることそのものが辛く感じるようになります。ストレスが溜まることで、うつ状態に陥ったり認知症の症状がでてしまうケースがあります。
リウマチ性股関節症
リウマチ性股関節炎症は、関節リウマチや似たような疾患によって関節が破壊されてしまう病気です。関節リウマチの症状は、関節内の「滑膜」という組織に炎症が起こることによる全身の関節の変形や痛みです。関節リウマチは、何らかの原因で自分自身の正常組織を免疫細胞が攻撃してしまうという、「自己免疫疾患」の一つです。まずは免疫を上げていきましょう。滑膜が減ってしまうのは女性ホルモンも関係してきます。エストロゲンの減少によるものなので、サプリメントとクリームを併用してみるのもいいでしょう。
どこからきている痛みなのか?
股関節って足の付け根?
股関節がどこにあるのか知っていますか?股(また)と言う言葉から、いわゆる股間のあたりを連想する人が多いようです。実際はもう少し奥のお尻に近いあたりで、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節が股関節です。そのため股関節に障害が起こると、お尻や太もも、腰のあたりに痛みが生じやすくなります。また歩き方にも影響がでて膝にも負担がかかります。坐骨神経痛や腰痛、あるいは膝痛などと間違えやすいのですが、実はおおもとの原因が股関節にあることも少なくありません。
腰の痛みではなく、股関節の痛み?
股関節は、日常のすべての動作に影響する大切な部分です。例えば歩いたり、階段を上ったり、椅子から立ったりといった動作は、股関節がうまく動くことで初めてスムーズな動きをすることができます。ゴルフや野球などのスイングをする場合も、ほとんどの人は腰の動きと思っていますが、基本となるのは股関節です。股関節が上手く動かないと、腰もスムーズに回転しないのです。左右に上半身をひねったときの違和感、動きずらさ、痛みは腰ではなく、股関節からなのです。
加齢により股関節の動きが悪くなる
加齢により、股関節や周囲の筋肉などが硬くなり、股関節を支える筋肉が弱ってきます。その結果、股関節にかかる負担が大きくなり、日常の動作や歩行に支障をきたすようになります。痛みが出てから股関節の障害に気づくことが多いのです。歩幅が狭くなった(大股歩きがしにくい)、平らな所でつまづく、椅子から立つとき、机や膝などに手をつく、階段が上がりづらい(なめらかに足が上がらない)などのサインがみられたら注意しましょう。
股関節の運動を続けましょう
股関節のストレッチ
加齢や運動不足などが原因で、股関節は硬くなり、動きにくくなります。ストレッチをすることで、股関節の柔軟性が高まります。1.床に座って、両足を大きく広げます(無理をしない程度に)。2.足の親指側を内側に倒すようにしながら、足を内回転させます(1.2.3.4と数えながら、親指を床に近づけます)。3.反対に足の小指側を外側に倒しながら、足を外回転させます(1.2.3.4と数えながら、小指を床に近づけます)。4.この運動を1度に5~6回繰り返します(1日2~3度)。運動中は息を止めず、ゆっくり呼吸しましょう。この運動をしてみると、股関節が硬くなっていることに驚く人も多いはずです。やりすぎないように、毎日少しづつ続けましょう。
膝を曲げるスクワット
膝に痛みのない場合の運動です。1.立った姿勢で足を肩幅くらいに広げ、足先を少し外側に開きます。2.両手を頭の後ろで組み、正面を見たまま、膝をゆっくり曲げていきます(息を止めないこと)。3.膝を曲げた姿勢を1秒ほどキープし、ゆっくり伸ばしていきます(最初のうちはキープせず、曲げて伸ばすだけでもOK)。4.この動作を20~50回程度繰り返します(回数は年齢や体力などのよって異なります。少しづつ増やして下さい)。膝を曲げるとき、姿勢が前かがみになると腰や膝に余分な負担がかかります。これを防ぐには、壁の30㎝ほど前に向かって立ち、手を前に出して壁に沿わせながら膝を曲げると、姿勢が安定します。
股関節痛の改善には生活上の注意も大切です
洋式の生活に切り替え、ベッドや椅子を使う生活の方が、股関節への負担が少なく、痛みの軽減に役立ちます。お風呂などで温めると血行が良くなり、痛みも和らぎます。ただし、腫れや熱っぽい感じがあるときは、温めると炎症が悪化しやすいので、シャワー程度にしておきましょう。鎮静剤(飲み薬)を長期間使うと、胃腸障害などを起こしやすくなります。座薬と併用するなどの方法を、医師と相談しながら使うのが良いでしょう。
まとめ
腰が痛いと思っていたのは実は股関節の痛みだったかも!?全然違うところをマッサージされていたなんてことも…。少しでも痛みを感じ始めたらストレッチをして柔軟性を高めるのが良いですね!!靴下を履く、足の爪を切る、しゃがみ込むなどの日常生活に支障をきたす前に始めましょう。お薬の服用は痛みを抑える事が出来ますが長期の服用はおすすめできません。誰でも立ち方にクセがあります。クセなので常に意識していないと重心を真ん中に持っていくことは難しいかと思います。梵珠[ぼんじゅ]では簡単に身体の重心を真ん中に持っていくことが出来るインソールを販売しております。2足組で¥1500です。(物販のみの販売はしておりません)身体の疲れも軽減します。バランスって大事ですね。ご興味ある方は是非♪
施術紹介
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このコラムを書いた人
整体梵珠 [ぼんじゅ]代表 菅原 愛
当ヒーリング整体では「皆様の笑顔に寄り添える整体」をモットーにしております。
今あるお悩みを解決してもっと幸せになって頂くためのお手伝いをさせて下さい。
皆様の健康・美容・豊かな生活を守れる事の喜びと責任を持って常にベストなご提案をしてまいります。
私ができる事は何か?を日々探究しながらより良いサポートができるように邁進しております。
そしてこの地域に少しでも貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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